30歳以上など対象に希望退職募る〜武田薬品(国内事業)〜

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出典:朝日新聞デジタル)

武田薬品工業は8月17日、希望退職を募ると発表した。対象は30歳以上で日本事業を担う勤続3年以上の社員のうち、本社の事務部門の社員や医薬情報担当者(MR)としている。

早期退職希望者は9月28日から10月16日まで募り、原則として11月30日付で退社となり、その分の退職金を上乗せするほか、再就職を支援するという。

対象の下限を30歳という設定は異例ではあるが、日本の雇用文化に一石を投じることは間違いないだろう。

ちなみにドイツやアメリカでは、入社年次が同じ同期の場合、最初に昇進に差がでるのは入社してから約4年後、その後の昇進が見込めなくなる人数の割合が50%を超えるのが、入社してから約10年と経営者・管理者候補へのキャリアは早い段階で決まる。一方日本は前者が約7年、後者が約20年と昇進が遅く、経営者・管理者候補への道も40歳まではかかる計算だ。

ある意味海外企業のように、30歳までにある程度、社内でのキャリアが決まるような文化であれば、早期退職して、転職によるキャリア形成も悪くないと思われる。

この点、武田薬品は「自らの生涯設計に基づき、退職や転身を希望する従業員をサポートするため」と説明しており、このほか、日本事業の社員を対象に報酬制度や年金制度の変更も検討しているという。