起業・副業時のホームページ作成は自作か?発注か?
最近の働き方改革により、起業や副業で働く人も多くなり、個人事業主やフリーランスとして開業する人も多いのではないでしょうか?
開業に向けて色々と準備をしていると、「自社のホームページを作成した方が良い」「ホームページを作成するなら制作会社に依頼した方が良い」等と紹介しているサイトも多いため、
「ホームページって本当に必要なの?」
「製作会社に依頼したいけど、できれば費用を抑えたい」
「自分でホームページは作成できるの?」
と悩まれている方も多いのではないでしょうか?
私自身も現在は個人事業主として起業(副業)していますが、起業時にはホームページ作成で色々悩み、結果として自作でホームページを作成した経験があります。(実際のホームページはこちら)
今回は、私自身の経験を踏まえて、起業する際のホームページ作成の必要性や、自作の場合と製作会社に発注した場合との違いについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
「資金に余裕があるなら発注、費用を抑えるなら自作が一番」
「自作でも、デザインの良いものが作れます!」
ホームページを作成する必要性
口座開設や資金調達に必要
まず開業に向けては、自分の個人口座のお金と分けるため、会社名義の銀行口座を作るケースがほとんどですが、会社名義で銀行口座を作成する場合、金融機関ではその会社の事業実態を確認するため、会社のホームページを準備しなくてはいけないケースがあります。また、起業のために金融機関から融資を得る際にも、会社のホームページの情報が必要となる場合があります。
もし、口座開設のためだけにホームページを作成する場合は、あまり費用をかける必要もないため、自分で作成することをお勧めします。なお、開業に向けてそこまで手間をかけたくない場合は、口座開設にあたってホームページを必要としない金融機関もあるため検討していきましょう。
名刺代わりに利用できる
開業時のホームページ作成のメリットとしては、不特定多数の人に自社ならびに自分のことを知ってもらうことができます。もしホームページがない場合、自社や自分のことを知ってもらうためには、広告やチラシを配ったり、外回りで営業活動を行ったりする必要があるため、その活動に時間を消費しなくてはなりません。
今ではSNSをホームページとして活用するケースも増えていますが、やはり情報量としては少ないため、もし時間をかけずに自社や自分のことを知ってもらうには、名刺代わりとしてホームページを作成しておくのがベストでしょう。
集客や広告に利用できる
こちらも名刺と同様ですが、自社ブランドや自社商品をホームページに載せることで商品広告としての価値があるのもホームページの特徴です。またホームページが検索サイト結果で上位を占めたり、ホームページを広告として検索サイトに掲載することで集客力UPに繋がります。
自作した場合と発注した場合の違い
発注する場合
WEB制作会社やフリーランスのプログラマーなどにホームページの作成を依頼することで、デザイン性のある理想のホームページを作る方法もあります。
こちらはホームページのページ数やデザインによって、費用もピンからキリまでありますが、10万円から50万円ぐらいかかるのが相場です。
また製作会社によっては、管理費やメンテナンス費(サーバー代等)で、定期的1~5万円程度のランニングコストがかかることもあり、ホームページ作成を製作会社に依頼するにあたっては初期費用だけでなく、管理費(ランニングコスト)も視野に入れとくことが必要です。
なお、WEB制作会社は現在までに1500社以上も存在しており、製作会社によってはある特定の業種を専門的に扱っている会社もあるため、資金に余裕があり製作会社に依頼する場合は「どの業種を得意としている製作会社なのか?」を確認しておくと良いでしょう。
自作する場合
開業時に「あまり資金に余裕がない」「できれば費用を抑えたい」などの場合は、自分でホームページを作成する方法もあります。
ただし自作の場合だと「上手く作成できるのか?」「デザイン性のあるホームページが作れないのでは?」と心配する方も多いと思いますが、それほど心配する必要はありません。
後述しますが、自分で作成する場合は、①サーバー契約(レンタル)をして、②ホームページ作成ソフトをダウンロード(または購入)して、デザインにこだわる場合は③ホームページにおける「デザインテーマ」を購入するだけで作成できます。
サーバー契約(レンタル)については契約する内容にもよりますが、初期投資で数千円、その後のレンタル料も月額数千円程度で抑えられるので、かなりお手頃価格となっています。自作の場合は作成するのに時間を必要としますが、時間に余裕がある方はぜひ自分で作ってみることをお勧めします。(このブログも「自作」です)
自分でホームページを作成する方法
ここでは起業をされる方で、自作でホームページを作成する方法について紹介していきます。
ホームページの作成については、
- レンタルサーバーの契約(有料)
- 「WordPress」のインストール(無料)
- 「WordPress」のホームページテーマを購入(有料)
の3つで、ある程度自分で作成することができます。
~ここで「本当に自分で作れるの?」と思った方へ~
経験談になりますが、私の場合はWEB知識はゼロに近い状態であり、最初は作業に戸惑うことが多くかなり時間を費やしました。しかし一旦慣れてしまうと手軽かつ自分好みのホームページが作れるようになり、今ではこのブログのとおり自画自賛ではありますがオシャレで気にっいっています。最初は大変ですが、慣れてしまえば自分のオリジナルで作成できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
①レンタルサーバー契約をしよう
まずホームページを作成する場合は、家でいうところの「土地」を準備する必要があり、この「土地」というのが「サーバー」となります。
「サーバー」は自前で準備することもできますが、費用がかかるうえにメンテナンス(ウィルス対策など)も自分でする必要があるため、費用対効果を考えると「レンタルサーバー」で土地(サーバー)を借りることをぜひお勧めします。
レンタルサーバーの契約については、格安ドメイン名取得サービス『Xserverドメイン』 が一番お勧めで、サーバー契約だけではなく、WordPressの簡単インストールができます。またQ&Aや説明書がわかりやすく書いてあるので、知識ゼロの人でも理解できます。
契約プランは「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」の3つがありますが、自作の場合だとほとんどが「スタンダード」で十分であり、安いプランだと月額990円~契約することができます。また「ドメイン」といってホームページアドレス=「住所」も独自で設定できるので、好きな名前でアドレスを設定できるのも利点です。
②ホームページ作成ソフト「WordPress」のダウンロードしよう
実際にレンタルサーバー契約で土地を借りることができた段階で、次にホームページ=「家」を建てるための準備に入りますが、まず「家」を建てるには「基礎や骨格」となる部分が必要となるため、それを決めるのがホームページの作成ソフトとなります。
作成ソフトは有料のものが市販されていますが少し値が張るため、現在では「WordPress」という無料作成ソフトをインストールするのが一般的です。こちらも格安ドメイン名取得サービス『Xserverドメイン』 で簡単にインストールができますので。特段作成ソフトに拘りがなければ「WordPress」を利用することをお勧めします。
ホームページテーマを購入(有料)しよう
最後に家のデザイン「外装と内装」を決めていくことになりますが、家のデザインにもテーマがあるように、ホームページの作成にも「テーマ」というものが存在します。
自分で「テーマ」を決めて作成するのも良いのですが、WEB製作に慣れていない場合は、かなり労力がかかるのとデザイン性が乏しくなってしますうため、「楽に」「おしゃれに」作成したい場合は「WordPressテーマ」を利用することを強くお勧めします。この、「WordPressテーマ」には無料のもあれば、有料のものもあり、無料のものでも問題ないのですが、有料のもの方がデザインがオシャレであり見栄えがとても良いでの、ホームページを中心として広告活動を行う場合は、ぜひサイト作成に最適のWordPressテーマ【facade】 の利用をお勧めします。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
ホームページの作成については、時間がある方は自作でホームページを作成し、資金に余裕のある方は製作会社に依頼するのが得策とも言えますが、開業時はまだ収入が見込めないため、できれば費用を抑えたいのが正直なところではないでしょうか?
実際に「自作でホームページを作成するのはハードルが高い」と思っている方も多いですが、先述したとおり意外とホームページを立ち上げるまでの手順は簡単です。一方でホームページをデザインすることについては最初は躓くことも多いと思いますが、慣れてしまえば自作で楽しくデザインすることができるので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。