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【サラリーマンが教える】簡単で手軽な副業の始め方

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【サラリーマンが教える】簡単で手軽な副業の始め方

働き方改革により、今では副業を認めている会社も多くなり、実際に副業を始めている方、これから副業を始めようとしている方もいるのではないでしょうか?

私自身も、始めはこのブログを副業として始めて、ブログ収入により起業を資金を貯めたうえで、今ではサラリーマン(本業)をしながら、社会保険労務士(副業・独立)として働ていますが、最初は何をすべきなのか?ネットで色々調べながら半信半疑の中で副業を進めていました。

実際に副業を始めようとしている中で、

「副業って何から準備すれば良いの?」
「副業を始めたいけど何から始めれば・・・」

と悩まれている方も多いのではないでしょうか?

今回はサラリーマンである私自身が副業経験者として、または社会保険労務士として、副業の始め方や始める際の留意点について、わかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

「副業の始め方が、簡単にわかります!」
「今すぐに副業を始められます!」

手順①就業規則を確認する

副業を認めている会社は増えていますが、就業規則では条件付きで副業を認めている会社が多いのが実情です。

実際の会社の就業規則を見てみると、

  • 労務提供上の支障がある場合
  • 同業種の他社に雇用される場合
  • 他社の役員となる場合
  • 企業秘密が漏洩する場合
  • 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合 
  • 競業により、企業の利益を害する場合

などの文言が記載されており、また会社への報告が求められているケースがあります。

仮に就業規則に違反してしまうと懲戒処分を受ける可能性も出てくるため、副業を始める前には必ず会社の就業規則を確認して、必要な報告等は済ませておきましょう。

★就業規則の副業規程について詳しく知りたい方はこちら↓

手順②副業するなら個人事業主・フリーランス

副業には色んな方法がありますが、大きく分けると

副業でも会社に雇用されて、会社員またはパート・アルバイトとして働く
もしくは
副業では会社に雇用されずに、自分自身(個人事業主やフリーランスとして)で稼ぐ

に分けられますが、会社員の方が副業するとなると、日中のほとんどの時間が本業に費やされ、残りの時間で副業を行うことになるため、副業でも会社に雇用されるとなると、時間的にも精神的に余裕がなくなります。

その結果、本業に支障が出たり、または健康に支障をきたす可能性もあるため、会社員の方が簡単に手軽に副業を始めるのであれば、個人事業主・フリーランスとして始めるのがベストです。

また個人事業主・フリーランスで副業すると、自分の裁量で仕事ができるので、自分のペース・タイミングで仕事をすることができるため、本業への支障はありません。

★サラリーマンが副業する際のメリットはこちら↓

手順③副業の決め方

さて、個人事業主・フリーランスで副業すると決めた場合、次にどのようなことを決めていけばいいのか?悩んでしまう方もいると思いますが、副業を始めるにあたっては最初に大きく3つのことを決めると良いでしょうか。

①目標・目的を決める

先述したとおり、副業は本業の隙間時間で行うこととなるため、本業が多忙となると副業にまで手が回らずに、途中で挫折してしまうことも多々あります。

もちろん副業の場合は自分のペースで仕事をすることもできるので、副業は「できる時にする」というスタンスでも問題ありませんが、副業をする目的が定かでないと、副業が軌道に乗らずにそのまま自然消滅となる可能性もあるため、始める前に目的・目標を決めることが大切です。

副業の目的は人それぞれですが、

ダブルインカムでもっとお金を稼ぎたい
・人脈をもっと広げたい
・自分のキャリアアップを目指したい
・好きなことを仕事にして充実した生活を送りたい

など、予め目標を決めておくと良いでしょう。

私の場合は、会社員としてはそれなりにキャリアを積んできたのですが、社外でも通用するキャリアを積みたい思い、今では副業として社会保険労務士事務所を設立して自分のキャリアを磨くようになりました。

それ以外にも「起業準備のため資金を貯めたい」、「年に1回ぐらいは贅沢な旅行がしたい」、「月2~3万程度は稼ぎたい」「稼いだお金で好きな洋服や時計を買いたい」など、簡単なものでも構わないので、自分なりの目的を持つことだ大事です。

②隙間時間を確保する

繰り返しとなりますが、副業は本業の空き時間・隙間時間で行うこととなります。

特に本業が会社員である場合は、残業が前提となって働いている場合が大半なので、日中はほとんど副業に費やす時間はなく、朝早くまたは夜遅い時間帯か、仕事休みの土日祝日などの余暇時間を利用して副業を行うことが必要です。

ただ、これは私の経験ではありますが、仕事がある平日の朝早く・夜遅い時間帯に副業を行うのも骨が折れることですし、仕事休みでも家族がいる場合は家事や育児にも時間が必要となるため、実際に副業に使える時間はかなり限定的であったことから、土日の朝を副業するための時間として有効活用していました。

せっかく副業するのであれば、楽しんで充実した生活を送りたいと思う方は多いと思うので、ワーク・ライフ・バランスを大切にし、無理しない程度に副業するための時間を予め確保しておくことをお勧めします。

③仕事の内容を決める

仕事には、時間をかければ一定の収入が望める「時間型」と、成果に応じて収入が得られる「成果型」に分かれます。先述したとおり「時間型」は時間を消費することで成り立つ仕事なので、働いた時間分だけ収入を得られますが、本業との兼ね合いからそれ程時間を費やせないのが現状です。また時間型には会社に雇用される仕事が大半のため、パート・アルバイトとして副業を行う場合が、この「時間型」に該当します。

一方で「成果型」は、仕事の成果に応じて報酬が収入が得られます。仕事としては、Webメディア・サービス運営などのネットビジネス、また転売・投資、その他クリエイティブ職(ウェブ制作、執筆、ブログ)などがあり、自分で作った物品を販売する仕事などは、売れた分だけ収入が発生するので、ビジネスの内容によっては起業する人が多いです。

私自身の経験では、本業が会社員(土日休み)で家族との時間も大切にしたかったので、時間に束縛されない「成果型」を選択しましたが、どちらか一方が良いというわけでもないので、副業するのであれば、「自分がチャレンジしたいこと」「自分が好きなこと」を軸にして考えると、その後の副業も楽しく、長くできると思います。

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手順④副業開始前の準備

副業開始する前の準備は、副業の内容によって異なりますが、概ね共通するものとして、いくつか紹介していきますので、ぜひ参考のうえ副業の準備を進めていきましょう。

事務所の準備

まず副業を行う場所については、自宅でできる副業の場合は自宅兼事務所として、自宅で副業することをお勧めします。理由としては不要な費用が発生しないのと、自宅にあるものを副業にも有効活用できるので、簡単に副業を開始することができるからです。

一方で、仲間と一緒に副業する場合や、副業と言えども仕事とプライベートの空間を分けたい場合は、コワーキングスペース」や「シェアオフィス」などを借りることで、通常の賃貸よりも安く費用が抑えることが可能です。今では事務所としての登記が可能だったり、固定電話が設置されていたりと、サービスが充実しているところもあるため、ぜひ検討してみると良いでしょう。

実際に検討されている方は、大手であるレンタルオフィスのRegus (リージャス)の場合だと、コワーキングスペースやレンタルオフィス、またバーチャルオフィスなどの様々なプランがあり、基本郵便物転送や電話転送サービスなど各種事務代行サービスなども受けらるため、プランにもよりますがその他設備投資も考えるとコストを安く抑えることが可能です。

通信インフラの準備

通信インフラも副業の内容によって様々ですが、個人の携帯電話やメールをそのまま副業で使用して問題ない場合は、特に準備する必要がありません。

一方で、仕事とプライベートを分けたい場合や、仕事によっては個人の携帯番号では信用されない業種もあるため、その場合は副業用として別途通信インフラを準備する必要がでてきます。

通信方法と言えば、電話・メール・FAXが代表的なものでありますが、メールは別にしても固定電話の設置や携帯電話機の購入、またFAX通信機を準備するとなると、それだけでもかなりコストがかかるため、その場合は「クラウドフォン」や「e-FAX」などを有効活用し、不要な費用を抑えることができます。

簡単に説明すると「クラウドフォン」とは、電話番号だけを契約(設定)して、自分の携帯電話やスマートフォンを電話の子機として用いる仕組みとなります。具的的に言えば、契約(設定)した事務所の電話番号宛に掛かってきた連絡を、外出先で自分の携帯電話やスマートフォンで受電することができるため、契約費用や通信費自体はかかりますが、事務所に固定電話機を準備する必要がないため、その分のコストを抑えることができます。

実際に検討されている場合は、全国の地域番号やフリーダイヤルを扱っているクラウドPBX「ナイセンクラウド」がお勧めです。一人で副業する場合はライトプラダンと月額2,000円程度ですので、ぜひ検討してみると良いでしょう。

また「e-FAX」とは、FAX機や紙がなくても、FAXの送受信がすべてメールで完結できる仕組みとなります。今ではFAX自体が古いとも言われていますが、FAXを利用している企業や業者は未だ多いため、もしFAXを準備する必要がある場合は、不要なコストを抑えるためにも「e-FAX」の利用を検討してみてはいかがでしょうか?

いつでもどこでもFAXするならMOVFAX(モバックス)

★起業時にはクラウドPBXの導入がオススメ↓

事務用品の準備

自宅兼事務所とする場合や、コワーキングスペースやシェアオフィスなどを利用する場合は、机や椅子など必要最低限のものはあるので、できる限り有効活用することで費用を抑えることが大切です。

一方で、必ず必要になる代表な的なものとしては「名刺」です。

また副業において起業する場合は、パンフレットやチラシなどの作成も必要となってきますので、もし準備が必要な場合は簡単編集!画像素材は2000万点! ラクスルのオンラインデザイン などを利用して、事務用品を発注しながら副業準備を進めていきましょう。私も実際に利用していますが、無料のテンプレートが豊富で、自分の好きなように名刺やパンフレット・チラシ・DMが作成できるのと、また事務用品の種類も豊富です。サイト登録自体も無料なので、ぜひお勧めします。

仕事紹介サイトへの登録

起業するとなると「どうやって仕事を見つけるのか?」という点が一番悩むところでもありますが、先述したとおり、本業をやりながらだと副業に費やす時間があまりないので、外回り等で営業活動・広告活動を行うことが難しいのが現状です。その点ホームページやSNSを中心としてWEB上で広告活動を行ったり、DM発送で広告活動を行うこともできますが、あまり効果が無いのでは?と思う方もいるのではないでしょうか?

その時はぜひ仕事マッチングサイトに登録することをお勧めします。マッチングサイトついてWEBデザイナーやシステムエンジニアを中心したものが多いですが、職種に関わらずマッチング情報が多いものとしては、

の3社が大手なので、この3つに登録したうえで、定期的にマッチング情報を確認しながら仕事を探していくのは非常に効果的です。私自身も社会保険労務士として駆け出した際は、マッチングサイトから仕事を見つけて、よく副業をしていました。隙間時間で効率よく仕事を探すには、マッチングサイトへの登録は必要不可欠です。

 

ホームページの準備

これは余力があればとなりますが、副業で起業をされる方は、ホームページの作成を検討してみるのも良いでしょう。

ホームページの作成については、

  • レンタルサーバーの契約(有料)
  • 「WordPress」のインストール(無料)
  • 「WordPress」のホームページテーマを購入(有料)

の3つで、ある程度自分で作成することができます。私の場合はWEB知識はゼロに近い状態であり、最初は作業に戸惑うことが多くかなり時間を費やしましたが、慣れてしまうと手軽かつ自分好みのホームページが作れるようになり、今ではこのブログを見てもわかるとおり、それなりに形になっており自分でも気に入っています。もし余力があれば、ぜひ自分自身で作ることをお勧めします。

なお、レンタルサーバーの契約については、格安ドメイン名取得サービス『Xserverドメイン』 が一番お勧めで、サーバー契約だけではなく、WordPressの簡単インストールができます。また説明書がわかりやすく書いてあるので、知識ゼロの人でも理解できます。

また、WordPressのインストール後は実際にホームページの作成となりますが、WordPressには「テーマ」というものがあり、ホープページの基礎となるテンプレートにあたります。この「テーマ」には無料のもあれば、有料のものもあり、無料のものでも問題ないのですが、有料のもの方がデザインがオシャレであり見栄えがとても良いでの、ホームページを中心として広告活動を行う場合は、ぜひサイト作成に最適のWordPressテーマ【facade】 の利用をお勧めします。

手順⑤最後は開業届

副業する場合は、稼ぐ収入によっては確定申告が必要となる場合があります。特に個人事業主やフリーランスとして起業する場合は、税務署や県税事務所へ開業届を提出する必要があります。

開業届は最寄りの税務署等に行けば用紙がもらえますし、WEB上でもダウンロードできますが、一番手っ取り早く手軽にできるのが【会計ソフトfreee(フリー)】 を利用する方法です。WEB上で必要項目を入力するだけで開業届が作成でき、しかも無料登録で作成できるのでぜひお勧めです。

まとめ

副業の始め方・やり方からメリット・デメリットまで一通り副業についてまとめてみました。
副業を始めるということは、ただ単にお金が手に入るだけではなく、生活のさまざまな部分に影響が出てきます。自分で決めた目標を達成して、素敵な副業・パラレルキャリア生活を送るためにもしっかりと準備をしてから始めていきましょう。

★起業の手順について詳しく知りたい方はこちら↓

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