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【社労士監修】令和4年8月最新版:失業給付(基本手当)の月額早見表
雇用保険における失業給付(基本手当)は、失業時の生活保障であることから、万一失業した時に「いくら支給されるか?」を知っておくことは非常に大切です。
今回は失業給付(基本手当)でいくら支給されるのかをシミュレーションできるよう早見表を作成したので、ぜひ確認してみてください。
失業給付(基本手当)の計算方法
失業給付(基本手当)は、最初に
《離職日の直前6カ月に支払われた賃金総額÷ 180 = 賃金日額》
で、まずは「賃金日額」を計算し、
さらに
《賃金日額 × 給付率(80~50%) = 基本手当日額》
※60歳~64歳の場合は80~45%)
で「基本手当日額」を計算します。
また給付率については賃金日額が高い程低く、賃金日額が低い程高くなります。
最後に、この「基本手当日額」に「所定給付日数」を乗じた額が「基本手当の総支給額」となります。
《基本手当日額 × 所定給付日数 = 基本手当の総支給額》
つまり、基本手当の総支給額は「基本手当日額」と「所定給付日数」がわかれば、誰でも計算することが可能です。
所定給付日数について
なお、所定給付日数については、自己都合による退職か、会社都合による退職(倒産や事業所廃止)によって日数が異なります。また自己都合退職の場合でも理由よって日数が異なることもあります。
★退職理由による所定給付日数について具体的に知りたい方はこちら↓
基本手当日額の上限額・下限額
また基本手当日額について、年齢層ごとに上限額が設定されています。
年齢
|
上限額
|
30歳未満 |
6,835円
|
30歳以上45歳未満 |
7,595円
|
45歳以上60歳未満 |
8,355円
|
60歳以上65歳未満 |
7,177円
|
また基本手当日額については下限額も設定されていますが、こちらは年齢に関わらず一律同額です。
■基本手当日額の上限額(令和4年8現在)
年齢 | 下限額 |
全年齢 | 2,125円 |
失業給付(基本手当)の月額早見表
一般的には4週間に1回のペースでハローワークで失業の認定を受けることによって、基本手当が支給されることになります。
実際にどれくらいの基本手当が支給されるのか、月額早見表を作成してみたので、ぜひ参考にしみてください。
基本手当早見表(令和4年8月版)※エクセル表をダウンロードできます
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