在宅勤務の推進へ!テレワーク助成金について
厚生労働省が3月3日に、新型コロナウイルス拡大防止策の一環として、新たに職場でテレワークを導入した中小企業を対象に、通信機器購入費などを補助する助成金の募集を追加すると発表しました。
これはもともと新型コロナウィルス対策ではなく、働き方改革の一環としての助成金であり、2019年度分すでに昨年12月に申請手続きが締め切りとなっていましたが、これを今回新型コロナウィルス対策として、特例的にその募集を再開するというもので、助成金の内容としては①時間外労働等改善助成金(テレワークコース)②時間外労働等改善助成金(職場意識改善コース)の2種類となります。
先日、厚生労働省より発表された「有給特別休暇を新設した企業に対する助成金」について紹介しましたが、今回はどちらかというと人員が限られており、有給特別休暇を取得されることが困難な中小企業向けの助成金となっています。
有給特別休暇の新設については⇒こちらへ
当サイトでも以前に助成金内容を予想しており、その中の一部にテレワーク新設に対する助成金にも触れていましたが、個人的には今回の新型コロナウィルス対策として、その即効性については疑義が残るところです。
しかし、今後の働き方改革を進めていくということも視野に入れれば、中長期的スパンで考えると良いのかもしれませんし、インフルエンザ対策や自然災害時対策とセットで考えれば、今のうちに導入しておくのが得策だと考えます。
助成金内容の予想については⇒こちらへ
まだこの助成金に対する詳細については、後日改めて厚生労働省より発表される予定であり、今後の動向に注目です!
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